代替療法 alternative health practices

《たまたま上記エントリタイトルのリンクで発見したのだけど、むしろこっちの、"The Skeptic's Dictionary 日本語版"のインデックスから読んだ方がためになるよ。》


代替療法に対する、とても良い記述。しかし、何故人々は、ずっと以前から存在していたであろうそれらの療法が、代替療法論者の嫌う『西洋医学』を完全に置き換えることが出来ずにいるのかを考えないのだろうか?代替医療論者のいくらかはそれらを『スピリチュアル』と結びつけるが、ならば何故彼らの云う『スピリチュアル』『ホーリスティック』などは、現代の科学から考慮されることが無いのだろうか。そして代替医療を信じる人々は何故そのことに対して疑問に思わないのだろうか?それとも、彼ら代替医療論者は、『西洋医学』の見地で治療を行う人間たちの『陰謀』によって、彼らの治療法が全く受け入れられないのだとでも考えてるのだろうか?


江原何某とかがオーラだとかスピリチュアルだとか云ってる時に、「オーラって何だ?何エネルギーなのだ?」とか、「そのスピリチュアルだとかいうのはたとえば人間の脳細胞へどういったアクセス手法を用いて通信を行い、その意志を現実―マテリアル・プレーンだとかそんな感じか―に反映させるんだろうか。神経回路への通信は物質だとかで行われてるけど、それに対する『媒体の変換』はどうやってるんだろう?」とか考える人が少ない(多いのだったら、それが脳科学なりなんなりの研究題材としてちょっとは扱われても良いんじゃないのか)のは、理科離れとかそういう話なのだろかね。


# でも、『もしかしたら、万が一、億が一、無量大数が一でも存在してるかもしれないじゃないか!』と信じたくなる気持ちは分からないでもない。僕だって、実体に触れられたり年を上限させられたりする、行李にとりついてる少女の幽霊とか居るなら嬉しいさ(こら