BPOは悪意をぶつける場所じゃない:あるいはソースの確認不足


深夜アニメだが、怪物が少女の首を食いちぎるシーンが放送された。脚本家は、「これから毎週やらかしていく」などと残酷描写を売り物にするようなことを公言している。深夜とはいえ、テレビで残酷描写を確信犯的に売り物にする番組を放送するのはいかがなものか。
僕は、(おそらく)この件で言及されているであろうアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を欠かさず観ていて、或る程度の情報は追っているので、反応させてもらうと、この『意見』こそが『いかがなものか』と思うのである。
この『意見』には(おそらく)悪意が込められている。


首がどうの(3話のマミさんの事だろう)はここでは置いておく。問題は、脚本家が公言しているとされていることがそもそも間違っているという事である。これは、脚本担当であるところの虚淵玄氏のツイートが元になっている。だが、そもそもこの発言はまどか☆マギカに関するものではないのだ。

に続けて
これが『意見』の元ネタである。
(大体はネタ半分だろうが)誤解されていたのでその後誤解を解こうとすらしている。ちゃんと読んでいれば、誤読なんてしようが無いことが分かるだろう。あるいはRTだか他の媒体だか経由で読んで誤解しっぱなしで意見を投げたのかもしれないが(だけど『他のセレクターの皆さん共々』辺りでなんか思うことはないのか?)、それでも他者を批判しようというときにちょっとはソースを確認しようとは思わないんだろうか?


P.S. まどか☆マギカにおける『残酷』描写は3話のマミさんが今のところ最大と言えよう。『確信犯的』に残酷描写で売ろうとしているように見えるか? 確かにまどか達に降りかかる運命は残酷かもしれないが。