今年の総括的なもの・良く覚えてないくせに

よりによってアニメサロンの2005年ワーストアニメスレに貼ってあった今年のアニメ一覧を見ながら思い出し作業する次第。あと日記。
プリキュア〜同Max Heart……無印は「今年の」新春に終わったのか。そうだっけ。無印の頃は面白く感じてた。それがいつぞやからか……欠かせないものにはならなくなった。時々見ると面白いと思うけど。
月詠はそれなりに楽しんでみていた。ギャグ表現(まあ、たとえばたとえシリアスな場面でも落ちてくる金だらいとかいかにも「舞台で撮影」してますよ的表現だとか最終回の舞台回転とか)も面白く感じてたし。
舞-HiMEはあまり見てなかったが、最初あたりの回を見て後の回を見たら雰囲気が一変してて驚いた記憶はある。何であの空気だったアニメで死人が出ますか。
スタオペは面白いと思ったんだけどなぁ(例によってあまり見てない)、某所での評価は低い様で。まあこちらはあまり見てないうえに原作との比較だしなぁ。
まほらばもあまり見てないうちに入るが(録画できるようになってから観たというか)、おもしろかった。母娘の話とか、最終回とか、感動したし。いつか通しで観たくなった。
日記の4月頃のログには愛してるぜベイベの項が、ゆずゆへの情熱をぶつけてて自分で笑った。確かにあのアニメはゆずゆのためだけに観てた感じだった。作画は酷かったし、展開も如何にも女性向けって感じのどろっとした展開があってあまり良くは感じなかったけど。女ストーカーとか。
ふたご姫は序盤は本当にまったりゆるゆる(萌え)アニメとして観てたけど、大臣が本領発揮しだした辺りで(プロミネンスを狙いだしたところから)黒くなっていったような感じがある。ただ黒いのはストーリーの陰で大臣とエクリプスとの確執だとか(主人公が大臣の正体とかに気づいてなくて、エクリプスを敵だと思ってたりするところ、主人公だけはやたらとゆるゆるだがその事が却ってエクリプスとかを苦しめてた気がする)だったけど、ブライトが暗黒面に堕ちた後はもう黒くて黒くて。エターナルソーラーになるきっかけの話なんて子供がこれを見て何を思うんだろうってぐらいな程に羊頭狗肉。でもそれがおもしろかったりする。あぁ、あと第2EDの序盤が可愛い、とか。
おくさまは女子高生だとか奥様は魔法少女だとかは、前者はもうどうでもいいやって感じだった(ノリが合わなかったのが大きい)。後者は……あまり観れなかったのでよく分からなかった。断片的に観た話でどうもどうストーリーが進んでるのか判別できなかった。気づいたら指輪がどうとかだったし。
創聖のアクエリオンは、たぶん途中からの視聴になってたり、やはり断片的にしか観れてなかったりするけど、一つ一つのエピソードが面白かった。作画が意図的に崩されてた話があったり、キャラが他のキャラになりきってみせたりとギャグも面白かったが最後の辺りのシリアスモードも面白かった。あと主題歌がすごかった。さすがは菅野よう子
(ただ、一番面白かったであろう最終回を見逃してしまったのがあまりにも惜しい)。
ぺとぺとさんは、ラブコメだと思ってスルーし気味だったけど、観てみればそれなりに面白かったりした。でもペースダウンした感じもした。「にょみ!」、あまり流行らなかったなぁ。
かみちゅ!は、火星人(?)だったり自衛隊だったりアメリカだったり憲法第9条だったりした回が無かったら手放しで面白いと云ってただろう。テレビ朝日でそれをされたら、勘ぐらざるを得ない。戦艦大和のサルベージ(?)の話は普通にやってたので考えすぎかもしれない。その他の印象としては、作画とか演出とかが丁寧で良かったなぁというのが残っている。しかしやっぱり例によって視聴できた率が……。そして「あの世界においての神って何?」という謎は解けぬまま。
ハチミツとクローバーは、事前の予想通りに、やはり私には合わなかった。所々面白いと思えたりしたのだけど、リアルな恋愛ネタになるとどうもなぁ。しかも、私の様なオタ形質の人間とはぜんぜん違う場であろう「イケメンと今時の女」的なフィールドで話が進むので、もう訳が分からなくなってしまう。以前からのラブコメ嫌いとはちょっと違った合わなさが感じられた。
極上生徒会は、まあそれなりには面白かったと思う。とは云ってもあまり観れてないのだが。肝心なところは観れてなくて分からない部分が多かったりして、たぶんそれで最終回が突拍子も無いように感じたのかもしれない。能力がどう色々と関わったのかも分からないし(話の解決は分かるんだけど伏線の解決として)。でもやっぱりまあちちゃんは良い。しゃべってないけどきっといい子なんだオーラを感じまくった。
苺ましまろは、まず原作との差異で違和感を感じた。そんなに何か(BPOだとか?)が怖いのか伸恵が短大生で成人してたり、いきなり原作で確定していた伸恵の誕生日*1を派手に移動させたり(少なくとも桜は咲いてない)、そんなスタンスから「どうかなぁ」だった。それを除けばなかなかのまったりアニメだった。ただ原作はもっとブラックだったりシュールだったりして、それをアニメのまったり空気に半端に入れたりしたために、そこに歪みが生じた感じはした。まったりさせたいならそういうのは回避するとかゆるくするとかして空気を合わせるべきだったと思う。ただ、ここらへんの違和感は後半になると感じなくなってたりするので「慣れ」の問題だったかもしれないけど。こういうオムニバスは続編が欲しくなったりするけど、原作の進行が遅かったりするので難しいか。あと千佳のCV千葉紗子は(ピーチガールだとか舞-HiMEで予習したときは)どうなるかと思ったが、実際には結構合ってる感じでよかった。しかし圧巻はやはり美羽・CV折笠富美子だろう。見事に馬鹿だ(褒めてます)。お祭りのアレは賛否両論だったが、ネタ的には「アリ、だな」。しかし苺ましまろも見落としがあったりしたわけで、それは激しく悲しかった。特に「神回」だなんて云われる様な回を見落としてるし……それを観たら私内の評価もまた上がるんだろうなぁ。現状ではいまいち、しかし「とても待望していた」という事から考えて、期待しすぎだったのか。
ぱにぽにだっしゅ!は、個人的評価で今年一番。これも苺ましまろとともに「今年ようやくアニメ化された!」という事で期待してたのだが、こちらは良い意味で色々と『裏切られた』。最初の頃はまだ原作との差異を気にしてて、「ここはこうじゃないだろう!」とか云ってたのだけど、慣れてくるにしたがって面白く観る様になってた。仕舞いにゃ虜である。パロディとハイテンションで30分を駆け抜けていく、そんな感じのアニメだった。主題歌は昔の曲風を意図的に取り入れた感じで、黄色いバカンスはかなりの中毒性を持っていたように感じる。最強は6号さんバージョンだけど。ルーレット☆ルーレットもそれなりに好きだったけど、何故かあまり放映されず。そして少女Qは好みずっぽしのテクノポップ、しかもまた6号さんバージョンが以下略。脳汁がだだ漏れる。ガールッピは好きだったがムーンライトラブはさらに好き。あのしんみり感、よろしゅうございました。特に良いと思った回を羅列すると、……殆んどなので割愛。唯一といって良いほどの気に入らなかった回は14話。玲が……。13話とか23〜25話とかは本当に度肝を抜かれた(25話は、最初はやりすぎと思ったが、今から考えれば……アレでこそ)。このジャンル(パロディ・ハイテンションギャグ)に於いてこのアニメに勝るアニメはしばらく出てこないんじゃないかと思ってしまうアニメだった。まあ、これも合う人には合うが合わない人にはとことん合わないアニメだろうけど。あと、日記で取り上げてた初期の頃は呼び捨てだったが後になるとさん付けがデフォになる6号さんとか。彼女がアニメ化の恩恵を一番受けたのではあるまいか。まったりした良い子で笑顔がとても可愛いツインテール女の子、とてもよろしゅうございました。持てるポテンシャルを余すことなく、むしろ溢れる位に発揮してくれました。原作でも効果が波及して出番増えたりしてるし。その原作では宮田ちゃんとか優奈ちゃんだとかと迷ったりしたのだけど、この子らは出番の少なさがちょっと。でも18話の優奈ちゃんは良かった。でも原作の進行次第でこっちでも6号さんに転びそう(今月号のとか素晴らしい)。あとベッキーとか姫子とかがアニメでさらに生き生きとした感じで(ベッキーは原作よりさらに幼い感じになってるけど)良かった。あとくるみは……アレでいい(わらい。すでにぱにぽにだっしゅ!ぱにぽににあらず、ぱにぽにの分家なり(そして24話は「この番組はフィクションであり、実在の人物、団体、江戸時代、ぱにぽにぱにぽにだっしゅ!とは、一切関係ありません。」だったり)。そしてぱにぽにだっしゅ!もぱにぽににパロディされるのだった(オブジイヤーとか、玲の手に目のシールとか)。これはひたすらに2期が欲しいアニメ。
ガン×ソードは、痛快だった。これに尽きる。例に(ry)観れなかった回も多かったけど、観る回観る回面白くて、観れなかったときが本当に惜しい。最終回近辺はどうにかして(キャプチャを買ったのはぱにぽにだっしゅ!とこれの為)観たけど、本当に面白かった。全部観てたらたぶん今年の1番を迷ったと思う(ぽにとアクエリオン(これも全部観たという前提)とこれで)。ヴァンのキャラが良すぎる。「俺は童貞だ!」とかさらっと云ってみたり、ミハエルとの空中(というか宇宙)戦でのやりとりとか、最終話のカギ爪とのやりとりとか。その周りのキャラも良くて(あとプリシラさんはちょっと千佳っぽい@千葉紗子声)これはいつかちゃんと観なければというアニメの1つだった。
ローゼンメイデントロイメントはそれなりに面白いけど前作見て無いと何がなにやらだろうなぁ。あまり観れて無いけど(これ何度目だ)ギャグ回は確実に面白いしストーリー回はそれなりに話題になる。蒼い子死んじゃったんだね(観れてない)。でもストーリーが進むのがだいぶ先になっててもどかしい。
BLACK CATは、原作崩しのGONZOだからこそできた芸当なのかも。原作と離れてる回はそれなりに面白い。あのホモ野郎(わらい)の回はアレだったけど。タオをどう料理するか楽しみ(原作離れする意味で)。あとEDは非常に良い。
あとは、バジリスクは何かとかぶっててあまり観れなかったけどそれなりにおもしろそうだったとかギャラリーフェイクはちょっと合わなかった(だけできっと佳作の雰囲気)とかビューティフル・ジョーは最終回がやたらアツかったとか、土曜0900枠の特撮の変な雰囲気が癖になるとか(アレは言葉にしがたいけど)苺100%はEDのミニキャラだけよかった(しかしぱにぽにだっしゅ!みたいに毎回変わるわけではない)とからぶげは面白くないほうに天秤が傾くとか萌えよ剣合わないとか涼風ノーコメントとかタイドラインブルーはぱにぽにだっしゅ!とかぶって観れなかったりなのはA'sがローゼンメイデントロイメントとかぶってて(ry)とか舞-乙HiMEが(ry)(そもそも木曜深夜酷すぎる!)とかノエイン観たかったとか蟲師観たかったとかARIA観たかったとか。実はまだやってたりするかな(良く知らない)。
書いてないのは時間切れだとか思い出せないとか印象薄すぎるとかそんなの。もう漫画喫茶の時間が切れる!

*1:原作でも(間違いだとは思うけど)二重設定が生じたりはしたが、4巻の話間のアレで確定と考えていいだろう。